質問すると怒られる、質問しないと怒られる
私が転職活動をおこなうに至った理由に、人間関係があります。
その先輩(Aとします)は、ややパワハラ野郎です。
逸話はいくつもあるのですが(笑)、「質問すると怒られる、質問しないと怒られる」理不尽さはなかなかのものです。(ありがちですけどね)
調べてもわからない、他に知ってる人もいない問題について、Aに質問をすると嫌そうな顔で「本当に調べたの?」と言われます。
また、「今忙しいから」とシャットアウトされることも普通にあります。
タイミングが悪かったと反省し、頃合いを見計らうのが得意になりました。大体嫌な顔をされるんですけど。
しかし、妙に機嫌がいい時があるので「ラッキータイム到来だ!」と嬉々としてその時に一気に聞くことはあります。
Aしか知らない仕事や情報も多く、マイルールの多い人なので本当に扱いが面倒くさい。一緒に働いていてもしんどい時間というか、気をつかうことが多く気疲れします。
ただ、Aのおかげで自力で解決する力は身につきました。失ったものは多いから、少しでもポジティブに考えます。
また、私が法律に沿った正しいことをしていても、Aのマイルールに反していたので怒鳴り散らされたりとか。
その時は、さすがの私もブチギレてしつこく私が正しいことを言い続けました。
それでも揺らがないA!!!なんなら、私がしつこいから逆ギレされる。
そんな時に、Aの決定的なミスを発見し指摘。
納得していないようでしたが、沈静化に成功。
入社以来初めての勝利の瞬間でした(笑)
しかし、それがAと会社への完全なる失望に変わり「転職」という選択を現実的なものへと変えて行きました。
そうなんです。
私はAへの不満ばかり募っていると思っていたのですが、元を辿ればAをこの立場に配置したのは会社。そして、動かさない判断をするのも会社。
Aが異動するより、私が異動する可能性の方が圧倒的に高い。
A自身の性格を変えることはできない。
・私がAを受け流す(現状維持で私が変われる場合)
・私が異動する
・私が退職する
・Aに負けて精神病んで休職(現状維持で私が変われない場合)
選択肢はこれくらいでしょうか。
昨年の体調不良から、私は一番下の一歩手前までいきました。
その時は2ヶ月程で体調回復となり事なきを得ましたが、その際に「次に同じ状態になった時は休職になるだろう」という不安がありました。
実際に、その頃は自分じゃどうしようもできない程でした。
動けない、吐き気が止まらない、胃痛がおさまらない。
仕事をしようにも、席に座ってるだけで汗と動悸がとまらない。
なぜ急におさまったのか理由は全くわかりません。
それもあって、次に同じ状態になることへの不安はとてもありました。不安が残っているのは今も変わりません。
そういう状況を経験すると、無理にこの会社にしがみつかなくていいのだという気持ちが自分の中で確かなものになりました。
だから私は転職活動をします。
うまくいくかはわかりません。
でも、うまくいきたい。自分のためにも。
転職が正しいのかはわかりません。
勿体ないとも言われます。
しかし、自分のためにも今の環境を手放す覚悟も必要だと思います。